戦前の高城町


高城町は松島海岸から北東へ2kmであり、古くは宿場町として栄えた町である。

戦前の高城町風景

高城川と桜
初原にあった旧松島駅から松島海岸まで、松島電車が走り、高城川の桜並木が見事だったと言われている。
(松島電車は大正11年創業で昭和14年に廃止したが宮城県内では最初の電鉄であった。)
高城川と魚釣りの少年
高城川は、塩水と淡水が混じり、さまざまな魚類が潮の満ち引きで往来するのが見られた。
ハゼ、カレイ、ダツ、クサフグ、セッパ、ボラ、コイ、ウナギ、シラウオ
高城川と川舟
北部の品井沼から松島湾に排水するため、大正時代に運河として大工事が行われた。
高城川は品井沼の排水をするため、途中の丘陵地帯をトンネルで潜り抜ける全国でも珍しい川である。
雪景色の明神橋
この写真の撮影された頃は、東北本線は初原から利府に抜けており、この辺はまだ通っていなかった。


七夕風景(1)
七夕風景(2)
高城町でも七夕祭りが盛んだったが、昭和30年代後半には交通量が多くなり消えてしまった。

消防団

出征兵士と見送る親族




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