建築家ヤン・レツルのアルバムより



ポートレート





日本式パーティー






カレル・ヤン・ホラの家族と共に、箱根宮下富士屋ホテルにて 1910年



写真左より:レツル、ホラの息女ワカ、レツルの妻?千代子か?、ホラの息子カレル(チャリー)、ホラ、ホラの妻フク(福)
ヤン・レツルは松島パークホテルを設計するに当って、外国人専用のホテルとして、明冶39年に竣工した草分け的な存在である富士屋ホテルをも参考にしたといわれている。
この写真には、自動車(ラウリン・クレメント車)が2台写っているが、2席のものがレツルの車で、4席のものがホラの車である。ホイールのスポークが10本であることに注目していただきたい。 パークホテルの塔屋が10角形の平面プランだったのは、この車の車輪にヒントを得たのかも知れない。


これらの画像は、ノンフィクション作家の吉澤朎子さん(新刊「フク・ホロバーの生涯を追って」の著者)のご厚意により、写真をお借りし掲載させていただきました。

バーチャル博物館:松島パークホテル